from 宮城哲郎
「まじで!それ本当??」
その話をした時、僕の友人は全く信じませんでした。。。
だが、今では彼は、その当時のことを微塵も感じさせないぐらいの変化を遂げているのだが、それでも当時の彼は、まるでこの世の終わりの様な顔をしていたのです…
実は彼とは、業界が違うが同じ経営者という立場の古くからの友人である。
僕の様なゼロから起業した存在ではなく、彼は父親の事業を継承して社長になった一種のサラブレッドだ。
同じ時期に社長になった二人。
だが、こちらが年々ビジネスの成長を成し遂げているのに対して、彼の方は少しずつ規模が小さくなっているようでした。
そこで、彼から相談があったのでこの話をしたわけです。
さて、彼が驚いた理由は一体なぜでしょうか?今回は、この話をあなたにシェアしたいと思います。
「広告なんて無駄だろ?」
当時の彼は、自分のビジネスに関して広告をかけることをとことん嫌っていた。
理由は、以前、広告代理店にポスティングの依頼を行なった所、全くもって成果が出なかったからだす。
それ以来、彼は広告をかけることに対して「お金をドブに捨てる様なもの」そう考える様になっていたのです。
だが、このサイトの読者のあなたなら既に察していると思うのですが、ビジネスを成長させる上で自社の商品やサービスのことをアピールする為の、「広告」をかけないことは事業が衰退することを意味するのはご存知のはず。
理由簡単、今目の前に存在しているお客さんは一生お客さんでいるとは限りません。
引っ越しもするだろうし、亡くなる事だってあるだろう。要するに永久に顧客であり続ける人なんていうお客さんはこの世に存在すらしないのです。。
だからこそ、やはり定期的に自分達のことをアピールする為の「広告費」を使うということは物凄く重要なのです。
だが、彼はそれをとことん嫌がってました。なぜなら…
「お金がもったいないから」という一度の失敗が原因の単純な理由です。
「メディアを制する物はビジネスを制す」
これは、アメリカのコンサルタントで億万長者メーカーと言われるダンケネディの語った言葉なのですが。
ビジネスにおいて、メディアを上手く活用できるか否かが、今後の成長に大きく左右されるというのがマーケティングでは常識です。
ここでいう「メディア」とは単にテレビやCM、ラジオのようなものだけではなく。
チラシなどの販促物はもちろんWebサイトやDMなど、あなたの商品やサービスの事を紹介する媒体の事を総じてメディアというのですが。
確かに、彼は一度チラシを撒くという行為に成果が出なかったのかもしれないが、上記の説明から考えると、メディアは決して1つではありません。
チラシを撒いた所で、HPがお客さんの信頼を損ねる様な内容ならそれは成果は出ないはず。
そもそもターゲットが若い世代だとしたら、チラシよりもインターネットを通じて自分達の商品やサービスの事をアピールする事を考えた方が良いかも知れないし。
彼は、そこまで考えずに単純に「自社のアピールをするのを辞めた」わけです・・・それではお客さんは減っていく一方でしょう。。
そこで、彼にこのメディアの話をしたところ驚くべき事が判明してました。
彼の場合、単純にあまりチラシを見ない世代がターゲットだった為に、「そもそも情報すら届いていない」という理由が原因だったのです。
そして、そんな単純な事が理由だと知り彼が、「まじで!それ本当??」と語ったということです。
自分達の発信する情報というのは、そもそも「見られていない」「知られていない」という発想を常に持つ事が必要です。
そして、いかにして自分達の情報を伝えるか?
目に停めてもらえるか?
その発想を基に広告を出す事が重要であり、自分のビジネスに最もハマるメディアを見つけたものこそ、「ビジネスを制す」という事に繋がるのです。
あなたの情報は顧客に届いているでしょうか?
今一度考えて欲しいと思います…。