若者じゃない!経営者こそ出ていくべし!

スポーツコンサルタント/海外ビジネス/サッカービジネス

宮城亮

 

世の中を見渡すと…

「若者よ、どんどん外の世界を見てこい!」

なんて言っている方もいらっしゃいますが、心配しなくても大丈夫です。

若者はどんどん外に出ています。

 

「俺の時はそういう時代じゃなかった。」

「若い時はそれどこじゃなかった。」

などなど言い訳をしている経営者の皆様、ご安心下さい、まだ間に合います。

 

あなたこそ、どんどん外の世界を見てきてください。

 

うちの会社は、海外との取引がない、今はそれどころじゃない!なんて言っている場合じゃないですよ。

 

本当のグローバル化は、日本人が外に出ていくことです。

 

過去の歴史を見ても、イギリスなど欧米列強が次々に海外を侵略、米国も世界の警察を名乗るほど、広く世界をカバーしております。

 

日本人は、海に囲まれているからか、あまり外にでたがりません。

 

その結果、戦後からの高度経済成長→バブルを終え、世界第二の経済大国を名乗っていた日本ですが、もう中国やその他の国の勢いに大きく押され、追い抜かれ突き放されそうになっております。

 

こういう話をすると「中国はそろそろ終わる!」という願望なのか何なのかわからない根拠のない話を持ち出して、自分たちが成長することではなく、他社の失敗を望む様な態度を取る方がおりますが…

 

日本人の経営者の皆さん、本当にそれでいいんですか?

 

小さい会社でも、大きなわ会社でも、経営者を志し、自分で法人を立ち上げたからには勇気と夢があったからではないんですか?

 

今どんな小さな国でも、聞いたこともない様な国の人でも、成功を夢見て世界中に飛びだっております。

 

日本国内向けの商売をしていたとしても、その姿勢はもちろん、ビジネスの仕方や、その土地にあった資源と商品化など、海外で学ぶことは本当に多くあると思います。

 

そしてこれからの社会は、もうそういった海外企業との取引、外国人の人材起用、海外向け商品(越境ECなど)など、視野を広く持ちながらも、自社の特技を磨いていくことをする必要があります。

 

もうあなたの会社の役割を、あなたの会社の半値でやってくれる会社が、外にはあるかもしれませんよ?

 

お金の回し方、税金、技術、文化、よその国の政策、などなど・・・

 

本当に多くのことを学べると思います。

 

TAXヘブン・パナマ文書で一時話題にもなりましたが、これらの方々は、ほとんど警察に捕まったということはその後聞きませんよね?

 

なんか悪いことをしてる様な報道でしたが、ルールに則って自社の利益を守る、節税するというのは、多くの大企業もやっていることです。

 

もちろんここでは、節税しましょうという話をしたいわけではありません。

 

ただ、あなたが日本国内にいて、日本国内からの視線だけで、今後の会社の未来を想像していたのであれば、それは取り返しのつかないことになる!と注意喚起しているのです。

 

あなたは、日本において、日本人向けに商売をしています。

 

このことを外から客観的にみて状況を判断してください。

 

簡単な話、今は日本食がかなり世界でもポピュラーになりました。

 

そのおかげで、ラーメン屋さんでも海外展開が安易に可能です。

 

しかし、国や宗教によって、好みの麺の硬さや、使用してはいけない食材などが変わってきます。

 

うちはこだわっているからそんなの関係ねぇ!では生き残れませんし、逆にそれに対応することで、国内でも新たな客層を広げるきっかけになるかもしれません。

 

もともとラーメンだって、カレーだってよその国のもんですよね?

 

それを日本人に合う様に作ってきた結果、日本の国民食の様になっております。

 

これを世界に広めようと考えて見てください。

 

我々がカレーにターメリックを使う、トムヤムクンにパクチーを使う様に、日本の作物の需要も増えるかもしれません。

 

そういった食文化がきっかけで、多くの外国人観光客が日本を訪れます。

 

この様に、誰かが海外に出てくれた結果、あなたの会社にも何らかの恩恵があるということを忘れてはいけません。

 

健闘を祈ります。

 

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