スポーツコンサルタント/宮城亮
今日は移動日です。沖縄から中部国際空港へ、そして今は空港から岐阜まで向う車中です。
沖縄は少し雨が続いていたので、今日持ってくるはずの洗濯ものが、まだ乾いていなかったので、困った僕は、朝子どもたちを保育園に送る途中コインランドリーへ。
100円で8分の機械だったので、300円入れることに決めた。
しかし、あと100円ない。。。
みなさんそんな時どうします?
今は、コンビニやスーパーでも簡単に両替してくれません。僕は仕方なく自動販売機で飲み物を購入しました。その額150円。
150円。150・・・???
コインランドリー代の半分にも及ぶ150円を両替のためだけに使ってしまったんです。
まぁそんなもんでしょ〜で終わるとそれまでです。
もっと150円を真剣に考えなければ行けません。
円安、円高など、為替にしてみたら、1円単位の変動で利益が大きく変わります。
また300円の消費をするのに、その半額分の150円の出費がくわって、1.5倍の金額になるってなかなか大きいですよね?
この様に、何気ない営業活動でも様々なシーンで無駄な出費が伴っていたり、もしくはそれを行う社員がその分をこれくらいならと立て替えてくれているかもしれません。
ATM手数料、スマフォのアプリ、細かいところを見てみると、実はあなたの会社の出費でお金をうまない無駄な出費があるのではないでしょうか?
会議だけしか使わない紙の資料、コーヒーカップ、倉庫、などなどなんとなくありそうなものだからあるという備品もありませんか?
もしものため、もしかしたら使うかも、あったら便利、この様なもののほとんどは使わないし、無駄なものです。
自らの会社においては無駄を徹底的に排除する。
厳しい言い方をすれば、本当に正社員は必要ですか?スタッフのデスクは必要ですか?お金を生みますか?交通費出してあげてまで来させる意味あります?
私は、移動が多いためスタッフとのやりとりはほとんどが、メールやライン、メッセンジャーなどです。
どうしても会って話をしないと行けないことがあるのは重々承知です。現場に行かないとわからないことも多くあります。
私はそのために移動をしています。
だけど、デスクワークならそれぞれ自由にやらせた方が効率がいいのではないでしょうか?
仕事の成果がどうしたら出るのか?スタッフ一人一人の動きがいくらになるのか?
こういうことを指標としてしっかり持っておくことが重要です。
お金にならない企画書を作ったところで、なんの意味もありません。
この様な無駄をなくす意味での働き方改革なのです。
なんだか、社員に優しいような響きに聞こえるので、長年勤めてきた頑固な上司は、「俺の時は朝まで残業することもあった!」と意地になり、社員を無駄に頑張らせようとしますが、そんなのなんの意味もありません。
- 「会社には早くくるな、早く帰れ!」
- 「早く仕事した人は、最寄りのカフェで!」
- 「ノートパソコンは自分に合うやつを購入してください!」
- 「なんなら成果を出してくれるなら、副業しても、通勤しなくてもOK!」
それくらいやっても良いと思いますよ。
働き方改革は、経営者のための言葉です。
社員がディズニーランドの方が良いイメージが出るのなら、勝手に行かせればいいんです!
ディズニーランドなら、自分で入場料を払うと思いますが、会社に来られると、家賃もパソコンも電気代も全部会社が負担しなくては行けませんよ。
だったらその分給料を上げてあげた方が喜ぶでしょう。それに良い仕事につながることでしょう。
この様に、無駄を一つ一つ無くしていく作業は、決してケチだからやるのではありません。
ITやらの発達で、これらの無駄をなくすことが、社員のため、経費削減、地方創生などなど様々な分野に貢献するのです。
もう一度自らの生活から見直して見てください。
宮城’亮’