店舗経営者がインターネットだけに頼ってはいけない理由

スポーツコンサルタント/スポーツ起業家®️

宮城哲郎

 

今や5000万人の人が所有していると言われているスマートフォン。もはや、私たちの生活の一部にもなっているといっても過言ではないでしょう。

  • ランチのレストランの場所を探すのもスマホ。
  • 身体の調子が悪い時に病院を検索するのもスマホ。
  • 何か必要な物を購入するのもスマホ。

その他にも何か気になる事があれば、すべてスマホを開いて情報を獲得する事ができますし、それほど今の私たちの生活には、インターネットというものが 切っても切り離せないほどのものとなっています。

 

そして、ネットを媒体とした販売方法も 毎年のように生まれて来ており、メルマガやブログ、TwitterやFacebook、InstagramやLINEなど多くのインターネットメディアも登場しています。

きっとあなたも、それらどれか一つぐらいは利用しているはずでしょう。

 

目次

便利になってきた反面・・・?

その影響もあってか、多くの経営者がこうした インターネットツールに手を出すわけですが・・・。案の定、効果を実感できないという方も多く存在します。

  • 「ブログを毎日更新しているのに、あまり反応がよくない気がする。」
  • 「高い予算を投じてホームページをつくったのに、いまいち反応がわからない」
  • 「お金をかけて広告に出したのに、ネットを見ました!といって来店する人がいない」

という様な状況なのですが、実はこれには原因もあります。

 

そして、必ずしも「インターネットの活用の仕方が悪い」という理由だけでもありません。それでは一体、どんな理由があるのかをお伝えします。

 

顧客のライフスタイルを想像していますか?

このような事が起こる大きなの理由は、インターネットを活用しようとした際に「自分達の顧客のライフスタイル」について、全く関心を持たないままにこの様なツールを利用している事が挙げられます。

 

もしも、あなたも同じような状況ならこの機会に一度、考えてみて欲しいのですが…。

 

あなたの店舗を利用する人(利用しそうな人)の距離が10分圏内だとしたら場合、その中に、ネットで情報を収集している人って、一体どのくらいの人数がいるのでしょうか?

 

確かにスマホを持っている人はかなり多く存在しますが、それはYahoo!やGoogleなどの様な検索サイトで紹介される様なニュースを見たりゲームをやったりしている人がほとんどです。

 

その中で「地元のお店を探している人」と商圏内の数で言ったら・・・ そう多くはないと思いませんか?

 

ネットでの集客は「遠くからでも行く価値がある!」商売に対して効果を発揮したり、あなたのビジネスの業界が「ネットで検索される様な業界」の場合に大きな効果を発揮します。

 

例えば、お店に来店してもらうことで売上につながる治療院、スポーツジム、飲食店などにとって10kmも離れていれば、そこに行くまでがもう面倒くさいのです。

 

あなたはしませんよね?

「整骨院 ◯◯(※地域名)」といった感じで検索する事を…

 

実際に、試しに一度行ってみようと思ってもらえたとしても、その後、2度、3度といったら、結局、離脱してしまう顧客の割合の方が多いのが現状です。

 

実際、あなたはどうでしょう。結局のところ、近くのお店やきまった飲食店にばかり足を運んではいませんか?

 

店舗経営者が力を入れるべきなのは、商圏内のお客さんに「どうやって商品の良さを届けるか?」が重要です。

 

例えば、ダイレクトメールや、地域のイベント 関連するターゲットがどこに集まるのか? それを考え、直接その方々に届けるためにどうしたらいいのか?を考えなくてはいけません。

 

ただただネットに掲載したから、来店してくれる!

なんて甘いことはありません。

 

特に店舗を持っている方なら、ランニングコストも高額にかかります。

 

家賃、水道代、光熱費、人件費など、何もしなければ、ただお金が減っていくばかりです。

 

それなのに、更にインターネットでの集客に「のみ」力を注ぎますか?

 

きっと、他にもやれる事はたくさんあるはずですよね?

 

今すぐネットだけに頼るのをやめて、まずは直接、商圏内(半径2~3キロに住んでいる人たち)に、どうやってメッセージを届けるか?を考えて実行してみてください。

 

半径2~3キロの人がネットを見て来店する確率が、実は非常に低いということを覚えておいてください。

 

インターネットはとても便利ですが、所詮1つの営業媒体です。

要は使い方なのですね。

 

追伸・・・

ま、そうは言っても今後は、スマホ普及の伴う対策は絶対に取らないといけなくなるとは思いますが、それでも選択肢は1つではないという事を念頭に置いて欲しいと思います。

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