ベネフィット売ってますか?

スポーツコンサルタント/スポーツ起業家®️

宮城哲郎

 

あなたがビジネスを営む上で、絶対に知っておいた方が良い事があります。それは…

「お客さんが買っているのは商品ではない」ということです。

 

あまりにも突然で驚いたかも知れませんが、でも本当に顧客は商品を購入してはいないのです。

 

「一体、どういうことだ?商品を買ってるではないか?」

 

そう思われるかもしれませんが本当にそうなのです。

 

例えば、ある工具さんで、ドリルを買った人がいたとしましょう。もしも、あなたがドリルを買った事があるのなら、あなた自身の体験から想像しても構いません。

 

そのお客さんは「ドリル」という商品を購入しましたが、本当にドリルが欲しくてドリルを購入したのでしょうか??

 

そこを追求する事が、今回の記事であなたに一番にお伝えしたい事なのです。

 

実は、そのお客さんはドリルが欲しかったのではありません。

ドリルを購入した真の理由は…。

「ドリルを使ってあける穴」が欲しかったのです。

どうでしょうか?あなたは、この答えに辿り着けましたか?

 

これを当たり前だと思うのか「気付き」と感じるかで大きく今後のビジネスの成果は変わります。

 

逆を言えば、ドリル以外にもその目的(壁に穴をあける事)が果たせるものであれば、ドリルじゃなくても、その商品を欲しいと感じるのです。

 

つまり、このお客さんが欲しかったのは、商品(ドリル)ではなく結果(壁の穴)です。

 

ここからが重要なのですが、この商品を買って得られる結果を「ベネフィット」と言います。ベネフィットとはお客様にとっての良い未来の事と考えても良いでしょう。

 

ビジネスをされている人なら、絶対にこのベネフィットを理解しなくてはいけません。

 

なぜなら、 人はどんな商品が良いかとか悪いとかで商品やサービスを購入するのではなく…。

その商品やサービスを購入する事で、自分が得られる結果にしか興味がないからです。

今の世の中は情報も多く、あなたの商品やサービスと似たような物が増え、お客さんはどれを選んだらいいか迷ってしまう時代ですよね?

 

そんな中であなたが他のライバルと同じ様に「自分達の商品やサービス」の特徴や利点についてしかアピールしていなければどうでしょう?

 

あなたの商品やサービスを購入する事で「どういった(欲しい未来)が手に入るのか?」という事を 明確に伝える必要があるのです。

 

世の中にある商品やサービスは、誰かの問題や悩みを解決する為に存在しています。

そして、世の中の商品やサービスというのは、目の前のお客さんを今ある場所(顧客が何かに悩んでいる状態)から。

別の未来(顧客の悩みが解消された状態)へ「連れて行く為の手段」でしかないのです。

この事を、ぜひ深く理解して欲しいと思います。

 

なぜなら、それを理解した上であなたの事を伝えることにより、たとえ、他の商品やサービスと比べられたとしても。

 

顧客にとっては、あなたの商品の方が「確実に欲しい結果を得られる」と連想できるからです。

 

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今すぐ自分の広告物を見直してください!

ぜひ、今すぐチラシや広告を見直して ベネフィットが書かれているのかどうか、チェックしてみてください。

 

そして、それが、あなたの見込み客にとって欲しい結果(ベネフィット)とピッタリとハマっているのかを何度も考えてみてください。

 

もしも、ピッタリとハマっているのなら…。

 

きっと、あなたの商品やサービスは飛ぶ様に売れていくことでしょう。

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