80年にも渡って、経営者に読まれ続けている本とは?

スポーツコンサルタント/スポーツ起業家®️

宮城哲郎

 

『人を動かす』という良書があります。

 

きっと、小さな会社の社長さんなら一度は目にした事があるかもしれません。その本の著者であるデール・カーネギー氏の素晴らしい名言を紹介します。

 

この言葉は、人材教育においてリーダーシップを発揮する際に心にとめておきたい名言です。

「相手は間違っているかもしれないが、彼自身には、自分が間違っているとは決して思っていないのである。だから、相手を非難しても始まらない。非難は、どんな馬鹿者でも出来る。理解することに努めねばならない。懸命な人間は、相手を理解しようと努める」

相手と言い合いになったり、文句を言ったり、ネガティブな感情のぶつけ合いをすると、心的エネルギーをたくさん使いますよね。そんなときは、自分の正しさを証明しようとする以前に、相手の正しさを認めることが大事だと言います。

 

すると、敵対心むき出しの相手が、突然気持ちが穏やかになり、まるで嘘のようにこちらの話に耳を傾けるようになる、と言います。デール・カーネギーはこれをこのように表現しています。

「口論や悪い感情を消滅させ、相手に善意を持たせて、あなたが言うことを、おとなしく聞かせるための文句は、『あなたがそう思うのは、もっともです。もしわたしがあなただったら、やはり、そう思うでしょう。』といって話を始めることだ」

 

やはり本質は「相手の立場で考えて、相手の立場でものを言う」

この部分の徹底理解が、小さな会社の社長が持たなければならない、『リーダーシップ力』を高めるためのヒントです。

 

相手がたとえ悪かったとしても、まずは共感する。 結局はそれが一番欲しい結果に近くなるための方法ならば、やらない手はありません。

 

相手を非難したり小言を言ったり、ネガティブな発言をすることはやめましょう。何一つ、いい事はありません。

 

デール・カーネギーも、「相手に文句を言う事は、天井に唾を吐きかける事と同じ。必ず自分の身に降り注ぐのだ」と表現しています。

 

会社の成長のため、組織の成長のため、そしてなりより、あなた自身の為にも。

 

この事を心に留めておくと会社は大きく成長します。そして、あなた自身の経営者としての品格も大きく変わる事でしょう。

 

今度は、ぜひあなたにとっての良書を教えてください!

 

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