スポーツコンサルタント/スポーツ起業家®️
宮城哲郎
突然ですが、あなたは他人の成功事例と耳にすると、どの様な印象を持つでしょうか?
「この人がうまくいっているから、真似してみよう!」
「いいこと聞いた!明日から試してみよう!」
きっと、ビジネスマインドの高いあなたなら、このようなことを思うかも知れませんね。
ちなみに、もしも…他人の成功事例を聞いてあなたがネガティヴな感情を持ったのなら、今日の記事はあなたの為のものではありませんので、貴重な時間を無駄にする前にこのページを閉じてください。
…大丈夫の様ですね?
それでは続きに行きたいと思います。
成功事例をそのまま真似するのは危険
成功事例というものは、あくまでも「他人の成功体験」にすぎません。なぜなら、あなたの立場や状況、業界に至るまで全てが違うからです。
それを考えずに、ただ「やり方」だけ学んだとしても、結局実行できないことって、これまでにも経験があったはずですが…。
要するに、他人の成功事例で自分達も「成功」する為には…。
すべての条件、状況、立場が揃って初めて、成果がでる。
この事を大前提としれ頭に入れておく必要があるのです。ですが、なかなかそんな状況ってありませんよね?
特に小さな会社が大きな会社の真似は絶対にやってはいけません。なぜなら、予算規模も組織の在り方も全て違うからです。
だからこそ、ただ単純に「他人が上手く言ったから」と、成功事例ばかりを真似していてはいけないという事なのです。
しかし、そう言っても、忙しいあなたにとってゼロからアイディアを考えるという時間は、そもそも少ないはず。
そうなれば、他人の成功事例を「自分に応用して取り入れる」という事も、実は有効な一つの手なので、今回はそのコツをあなたにもシェアしたいと思います。
小さな会社には小さな会社の戦い方がある!
では、いったいどうすれば成功事例をうまく活用できるのでしょうか?
それは、その成功事例が…
「なぜ成功したのか?」という要因を理解することです。
例えば、ポスティングの反応率が上がった成功事例なら。
- なぜ反応率があがったのか?
- 文章を工夫したのか?
- 配布数を増やしたのか?
- ターゲットを絞ったのか?
- 時期がよかったのか?
こういったことを掘り下げて、「この会社がなぜ成功できたのか?」という根本的なところを探すことをしてみましょう。
そこで見つけた方法を取り入れるのであれば、きっと成功事例も、あなた仕様に変換できるスキルが身につくはずです。
成功事例は、あくまでも「人の成功体験」です。それを、あなたの場合に置き換えるために必要なのことは…。
相手が「なぜ成功できたのか?」を掘り下げて考える事。
逆に、その掘り下げて考える目やクセが身に付けば、あなたは、世の中にある多くのビジネスモデルを見るだけで、自社のビジネスの成長に繋げる事が出来るというわけです。
僕の様なコンサルタントというのは、そういう意味でもラッキーな職業かも知れません。
なぜなら仕事柄、本当に多くの問題と向き合い、その問題を自分の経験を通じて「解決」してあげるわけですから。
今後も、こうした形であなたに対して色々な視点でアドバイスができる様に心がけます。
それでは。