スポーツコンサルタントを目指すみなさんこんにちは!
宮城哲郎です。
今回は、「パーソナリティ」について、サポートコンテンツとしてお伝えします。
パーソナリティ とは?
まず、パーソナリティという物について解説したいと思いますが、パーソナリティとは以下のような意味を持ちます。
パーソナリティとは心理学に人格を指す用語
(ウィキペディアより)
他にも、「個性」であったり、その「個人の性格」だったりという意味を持つのですが、その人の人間性や人間味みたいなものを意味するそうです。
さて、そうしたパーソナリティですが、これからスポーツコンサルタントとして活躍しようと考える皆さんにとって、このパーソナリティというのは非常に重要な要素を持ちます。
なぜなら、僕らが相手にするのは「人」だからです。
人は「人」と付き合いたい
コンサルタントにも色々と定義があるのでしょうが、当協会ではコンサルタントという存在に対して「アドバイスを持ってクライアントの問題を解決する存在」と定義しています。
ただ、そうした存在にとって大きな壁となる問題があります。
それは、「そのアドバイスに対して相手が受け入れてくれるか否か?」という部分です。どんなに多くの成功事例を生み出したノウハウをアドバイスしたとしても、相手がそれを受け入れてくれなければ、そのアドバイスは実行されないのです。
加えて、僕ら人間は多様な価値観を持っています。生まれた環境も違えば、育った環境も違います。性格も、価値観も、好きなものも、嫌いなものも、全く同じというのはないわけです。
そして、そうした人それぞれの要素が「1つのパーソナリティ」として構成されて、その人の存在を作るわけなのですが、重要なのはここからです。
実は、僕ら人間は「自分と似たような価値観や共感できそうあパーソナリティである人」に惹かれていくという性質があります。
そうしたことから、コンサルタントは最初の段階で「どのようなパーソナリティを持つ存在なのか?」という事を、クライアントに知っててもらう必要があるわけです。
なぜなら、あらかじめ「自分はこうした価値観を持っていますよ?」という事を、相手が知ってさえおけば、あなたの目の前に訪れる人というのは「あなたのその価値観を受け入れている」という存在であるということになりますからね。
そうなると実際のコンサルティングの場面でも、コンサルタント、クライアントと共に「価値観を共有しやすい人」同士でのやり取りになりますので、双方にとって有意義な関係を作れるというわけです。
そのような理由から、コンサルタントは自分のパーソナリティを可視化しておく必要があると考えるわけです。
ブランドパーソナリティという言葉
あなたは「ブランド論」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ブランドという考えについては、近年、マーケティングを成功させる為にも重要な要素の一つですが、そうしたブランドという概念における第1人者とも言える「デービッド・アーカー氏」が提唱したのがブランド論です。(ダイヤモンド社より本も出てます。興味があれば読んでみてください)
さて、そのブランド論という考え方において、面白いなと感じることがあるのですが、それこそがブランドパーソナリティという言葉です。
ある商品に対して、「一人の人間の人格や個性などに例えて表現する」ことを行うわけですが、あなたも知ってるような様々な有名ブランドにも、ある特有の「性格」みたいなものがあるはずです。
例えば、「ココ・シャネル」で有名な「シャネル」は、創設者の「ココ・シャネル」の価値観を強く表現しており、誰にも媚びない強さのようなものを感じさせます。
シャネルというブランドのデザインもそうですが、「周りの評価よりも自分の信じた価値観」というものが色ごく出てるのに気がつきませんか?(シャネルを身につけている人を見るとなんか強そうですよね?笑)
そうしたブランドパーソナリティですが、これをコンサルタントも意識しないといけないわけですね。
コンサルタントにとって商品とは「自分」
ブランドパーソナリティとは、「商品に対して、一人の人間の人格や個性などに例えて表現する」という話をしましたが、コンサルタントにとってのそれは、自分自身です。そう、あなたです。
あなたが、これからスポーツコンサルタントとして活躍しようとした際、あなたの見込客に対して、単に「スポーツビジネスに詳しいだけの人」として思われるのか、それとも「それとは全く違う別の何か」として思われるのかは、あなた自身が日々の活動の中で、このブランドパーソナリティを意識した発信によって大きく変わるわけです。
そして、あなたがそうした「自分のパーソナリティを意識した情報に共感した人」だけが集まってくるようになるというわけです。
あなた「らしさ」でオッケーです。
このような「ブランド」というキーワードを聞くと、多くの人がやってしまいがちな間違いがあります。それは「自分らしくない」事を発信してしまう事です。
パーソナリティとは、あなたのこれまでの人生の中で培われてきた様々な経験の中で形成された人格であるはずです。
ということは、あなた自信のこれまでの経験の中に無いものに関して発信したとしても、それは「らしくない」という結果を招いてしまうわけなのです。
そういう意味では、変わっていくものと(成長の中で)、変わらないもの(成長をはたしても)という風にあると思いますが、あなたのそのままの価値観を発信することが良いでしょう。
(逆をいえば、クライアントの発信の仕方を掘り下げるだけで、今のクライアントの価値観もわかります。)
全ての媒体であなたの価値観を散りばめる
具体的には、以下のようなものであなたの価値観を散りばめる必要があるでしょう。
- 見込客を集めるためのブログ
- SNS
- 商品に関する販促物
- 動画
- 営業活動
- 面談・相談
- セミナー
- ニュースレター
- フォローアップのやり取り
- etc
こうして見てみると、全ての活動に対して「パーソナリティ」を意識する必要があるのが理解できるでしょうか?
そうした活動の中に、あなたの…
- 好きなもの
- 嫌いなもの
- 苦手なもの
- 得意なこと
- 不得意なこと
- 共感できるもの
- 影響を受けたもの(人)
- 家族のこと
- 毎日の気づき
- 世の中についてのこと
(でも政治的、宗教的な発言はしない方が無難) - 社会に対しての価値観
- etc
こうした事を、遠慮せずに伝えておいて良いという事ですね。
この養成講座においては、それを「ブログ」という形で発信することからはじめていますが、慣れてきたら他の手段でも同様に発信していきながら「あなた」という存在に一貫性を持たせていきましょう。
きっと、見込客の方から…
「あなたと言えば、●●●のような人ですよね?」
となるはずですから。
それでは、引き続き頑張りましょう。
ここからは雑談…
追伸×1
ちなみに、この養成講座のメンバー専用のサポート記事では、僕の本来のパーソナリティは発揮しづらいですね。(笑) これも仕方ありません。だって根っからの起業家気質なので。。。
その辺りは、他のメディアでご覧ください。
追伸×2
ちなみに誤解の無いようにお伝えしますが、今回の話は「あなたが成長を前提」にしていることは忘れずに。。現状を変えようとしない人に成長を望む経営者の心は動かせませんから。
ちなみに、そうすると逆の場合の人は、あなたの成長と共に離れていきますが…。笑