スポーツコンサルタントを目指すみなさんこんにちは!
宮城哲郎です。今回は、コンサルタントとして起業した人達が「見込客を集めたいと考えた際にオススメしている方法とテクニック」をお伝えしたいと思います。
起業したての集客はコレで決まり
コンサルタントとして起業したての場合、まず僕がオススメしていることは、「とにかく人と会うこと」です。
何も、経営者や社長、代表者、店長などに限らず、とにかく人に会うことで、コンサルタントとしての活動を周囲に周知させることが大切なわけですね。
なぜならば、周囲はまだあなたのことを「コンサルタント」と認識していない。認識していなければ、例え相手が悩んでいたとしても、あなたがそれを解決する人だとは全く知らないからです。
あなた自身が起業して「今日からコンサルタントだ!」と思うのは自由なのですが、周囲はどんなにあなたがコンサルタントとして起業していようと、聞くまではわからないものです。
だとしたら、起業当初は、とにかく人に会って、「こんな仕事をしているんです」ということを発信することが大切である事をまずは知っておいて欲しいと思います。
経営者は忙しい
しかし、いざ異業種交流会や、企業主催のイベントなどに参加しても、なかなかじっくりと会話できる時間はありません。
せいぜい名刺交換をして、出身地やどんな仕事をしているかを話半分で聞いている状態でしょう。(誤解のないようにお伝えしますが、僕のことでないですから。笑)
なぜなら、そこに参加している経営者も、あなたと同じで何か人脈を作りたくて参加しているし、ビジネスのプラスになる出会いを求めているからです。
それほど多くの人と会うため、自分にメリットがなさそうな人には、興味を示さないのが正直な所なのです。
1分でできるセールストーク
では、このまま興味がある人に声をかけられるのを待つだけかというと、そんなもったいないことをしてはいけません。
そこで、あなたに今回お伝えしたいのは、「エレベータートーク」という戦術です。
エレベータートークとは、エレベーターに乗っている時間内に、(例えば1階のロビーから、30階までの登る間の時間)あなたがどんな仕事をしていて、それでいて相手にどんなメリットが与えられる人物なのかを簡潔に伝えるための方法です。
時間のない経営者や社長に、できる限り簡潔にあなたの仕事内容を説明することは、異業種交流会だけでなく、ウェブサイトやブログ、SNSでも十分に活用できるスキルとなるので、ぜひ、あなたもこの機会にエレベータートークを作成してみてはいかがでしょう。
エレベータートークの作り方
では、実際にどのようにしてエレベータートークを作っていけばいいのか。まずは、エレベータートークの参考例を見てもらいたいと思います。
はじめまして。スポーツコンサルタントの宮城哲郎と申します。日本で唯一スポーツビジネスに特化したコンサルタントであり、これまでに1000社以上の会社にアドバイスをしてきました。現在は、スポーツコンサルタントを育成する為の「スポーツコンサルタント協会」も立ち上げ、よりスポーツビジネスが日本でも普及できるよう活動しております。
これまで依頼があったのは、地域のフィットネスクラブが多く、会員制度を見直しただけで年間1億円の売上アップに貢献したり、クラブ会員のフォローアップシステムを構築したことで、退会率は前年度の3分の1にまで下げた経験もあります。また、スポーツクラブの社員向けのマーケティング研修では、社員様にお客様目線で対応するためのスポーツマーケティング研修も行っており、大手のスポーツクラブにも何度か訪問させて頂いております。
スポーツビジネスは、他のビジネスとは少し異なる為、スポーツビジネスにおいての経営やマーケティングに置いては、日本で最も実績を残しているのではないかと思います。
もし、御社がスポーツに特化したコンサルタントを試してみたいと思うのなら、ぜひ一度御社へお伺いし、社員研修を無料で行います。実際にこれまで社員研修を受けたスポーツクラブからは、9割以上、接客の効果や、入会率のアップを実感したと話してくれています。たった一度の講習をすることで社員の意識が変わります。一度受講していただくだけで、御社の質の向上につながることだと思います。もしよろしければ、●日までに、こちらまでお電話下さい。すぐに対応させていただきます。
これが、エレベータートークです。
およそ1分間のあいだで、最低限伝えたいことを簡潔に伝えているのがお分かりでしょうか?
もしも相手がスポーツクラブの経営者であれば、無料の社内研修だけならいいかな?と検討するかも知れません。そこで、あなたの強みを活かすことができるし、たった1分間でセールスを完結することができるのです。
実はこうしたエレベータートークは、あなたにも簡単に作ることができます。具体的に、エレベータートークの構成を以下で紹介したいと思います。
エレベータートークの基本構成
エレベータートークの基本構成は、以下の3つの構成でできています。
- 自己紹介(肩書きや経歴)
- ベネフィット
- クロージング
では、上記3つの構成について、詳しく説明していきます。
1.自己紹介(肩書きや経歴)
これは言うまでもないかもしれないですが、あなたが何者なのかを相手に伝える部分です。どんな仕事をやっていて、それがどれだけ凄いものなのか、信頼できるものなのか?
肩書きや実績、これまでの経験を話すことが必要となります。
2.ベネフィット
この部分では、あなたと一緒に仕事をすることで(商品を購入することで)どんな結果を手に入れることができるのかを簡潔に伝える必要があります。
この3つの要素のうち、最も重要なのがこの「ベネフィット」で、あなたが1分間話すことで、相手を惹きつけられるのは、このベネフィットだけなのです。
なぜなら、相手にとって関係のあることだからです。自分の身にどんな良い変化が起こるのかを認識して貰えば、あとは申し込むだけになります。
3.クロージング
最後は具体的に相手にとって欲しい行動を伝える。ベネフィットの段階で、あなたのサービスに興味を持ったら、具体的にどういったアクションを取れば良いのか、簡単であれば簡単なほうが良いでしょう。
改まって、申し込みフォームから問い合わせるとか、資料をダウンロードするとか、まどろっこしいことはやめましょう。シンプルなコンタクトを掲示すれば、相手は行動しやすくなりますので。
追加で盛り込みたい要素
以上の3つが最低限エレベータートークで伝えて欲しい構成要素なのですが、より相手に伝わりやすくするために、追加で盛り込みたい要素がありますので紹介します。
それは、、、
- 独自性
- 興味的要素
- 理由
この3つです。
まず【独自性】とは、あなたにしか話せない独自の要素です。
例えばただのコンサルタントだと話を聞く気にはなれませんが、スポーツコンサルタントということで、あなただけしか話をしない要素が出来上がるわけです。このような独自性を伝えると、相手は飽きずにあなたの話を聞いてくれやすくなります。
次に【興味的要素】というのは、例えば時事問題を交えて話をしたり、今で言えばW杯の話を交えて例え話をするなど、相手が興味を持ちそうな話題を盛り込むと、相手はよりあなたに惹きつけられる事でしょう。
最後に【理由】というのは、独自性や興味的要素を裏付けるものです。聞き手は、それって本当なの?と疑っているため、その正当な理由、納得してもらえるような理由を付け加えるだけで、あなたの話に信憑生が増すわけです。
このような要素を交えると、さらに効果の高いエレベータートークが出来上がります。ぜひ順番よくあなただけのエレベータートークを書いてみてはいかがでしょうか?_
作成したらどんどん話そう
いかがだったでしょうか?エレベータートークが、異業種交流会だけでなく、あなたのビジネスの様々なシーンに活用できるのが想像できたのではないでしょうか。
あなたがエレベータートークを作成したら、ぜひ周りの人に話していくといいでしょう。まずは身内からでもいいし、スタッフに対して話してもいい。すると、どんどんエレベータートークが簡潔になり、相手にも伝わりやすくなってくるからです。
あなた自身が、自分のビジネスを客観視する意味でも、このエレベータートークは非常に意味を持つので、ぜひこの機会に作成してみて欲しいと思います。
それでは。